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甲斐犬の内反症

  • animaleyeclinic
  • 2017年4月12日
  • 読了時間: 2分

写真左は、初診時です。右眼が半開きで涙が流れています。痛そうです。

写真右は、術後1ヶ月。抜糸後の写真です。糸が通っていた所はまだ毛が生えていません。

日本犬は非常に辛抱強く神経質なところがありますので、痛みを我慢し過ぎてお腹を壊す子もいます。日本犬が痛がっていたら相当痛いと思ってください。

柴犬の所でも書きましたが、内反には原因があります。

原因によっては手術をしなくても改善することがあります。

必要な時にだけ、手術を行います。

こんな質問を受けます。

これから大きくなって顔の形も変わる。目だって大きくなるだろ。

だから大きくなってから手術を受けるのではダメなのか?

→ 的を得た質問です。答えは はい。いいえ。です。もしも眼瞼周囲の毛が角膜に触れていたら、角膜が痛んで濁ってしまいます。その濁りがずっと残ることがあるので、その際は即手術です。一般的には内反すると毛が角膜に触れますので、経過を観ることはありません。どうしてもと言う時は、仮固定をして、成長が終わった時点で、本手術を行います。

専門病院では、飼い主様の質問、相談を歓迎いたします。実際に、質問ノートを持参される飼い主様もいらっしゃいますし、治療方針の希望を出される方もいらっしゃいます。この間は、手術時の縫合の仕方の希望を出されました。意見を言ってもらって全然かまいませんので、納得のいくようにご活用ください。

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