

犬の角膜潰瘍
「酷い!」のは一目瞭然です。
視力が危険にさらされ、透明性回復も厳しい状況です。
「なぜ......」
いつも、この「なぜ」と向き合っています。
改善しなければ次を当たりましょう。
それをセカンドオピニオンと言います。
これは広く認知された行為です。
早期発見早期治療、そして


犬の角膜疾患{自然発生性慢性角膜上皮欠損(SCCEDs)、難治性角膜潰瘍}
1段目左:右眼の拡大像。角膜全体に混濁があります。
1段目右:全身麻酔。右眼の角膜上皮(最表層)を綿棒で取り除いています。
2段目左:ピンセットで眼球の位置を調節して、取り残しの無いよう隅々処置します。
2段目右:滅菌注射針を使って角膜に溝をほります。
3段目左:角膜全体に溝をい


犬 瞬膜軟骨の反転
左側の写真にみえる折れ曲がったピンクの部分に軟骨があります。通常まっすぐと伸びている軟骨が、折れ曲がることで、その表面を覆っているピンクの膜も折れ曲がります。
この状態は、チェリーアイと併発することもあります。
発症時期、程度により予後の考え方が変わってきますので、気が付いた時


犬のチェリーアイ②
チェリーアイの手術の成功率は100%ではありません。再発は起こります。仮に再発したとしても瞬膜腺の切除は獣医学的に勧められていません。手術を受けるときは、治療プランの相談をしっかり行ってください。なかなか言いだしずらいでしょうが、再発時はどうするの?と聞いておくのも良いでしょう。


犬のチェリーアイ①
成功率を最優先すると元々の目の機能を損ねる結果となることがありますが、飼い主様は気が付きません。逆に目の機能を最優先すると、再発リスクがあがることがあります。再発させれば飼い主様は気が付きます。さーどちらをとりますか?
どんなにネット検索をしてもここまでは出てきません。
当クリ


眼球摘出 VS 義眼挿入
手術を選択するのは人(飼い主様)ですが、手術を受けて生活していくのは動物です。
私は選択に悩まれている飼い主様に対して、「動物にとって快適な方法」をお薦めしております。見栄えを重視し義眼を選択された方は「本物の目と変わらない!!義眼を入れて良かった」と喜んで頂いております。最終的